ネット証券の2010年3月期決算が出揃った。株式売買の低迷により全体的に減収の傾向ではあるが、大手ネット証券5社のうち、松井証券、楽天証券、マネックスグループが最終増益を確保した。要因としては、システム外注費、管理費、広告宣伝費、販管費などの経費削減が最終的な増益へと繋がったようだ。なかでも、楽天証券は投信販売やFX収益が堅調に伸びたため、増収増益を果たすことができた。
それ以外にも、SBI証券は獲得口座数が200万口座を突破し、また、カブドットコム証券は投資信託の預り資産が四半期ベースで過去最高を記録するなど、証券会社にとって苦境ではありながらも、明るい兆しを見せている面もある。
| 社名 | 営業収益(億円) | 純利益(億円) | 口座数(件) | 法人対応 |
|
SBI証券 |
461 |
73 |
2,083,840 |
○ |
|
松井証券 |
243 |
76 |
63,390 |
○ |
|
楽天証券 |
230 |
65 |
983,463 |
× |
|
マネックスグループ |
224 |
37 |
1,315,691 |
○ |
|
カブドットコム証券 |
150 |
30 |
705,680 |
○ |
※asahi.com4月27日掲載記事参照。口座数、法人対応状況を独自に追加。


