三菱UFJフィナンシャル・グループは18日、1兆円を上限とする新株発行について、関東財務局に発行登録したと発表した。不況も一段落し、今後の国際競争の中で、世界の金融機関と対抗できる基盤作りが目的だ。
同社は昨年12月に約8,000億円の大型増資を実施、今回の増資が実施されると発行済み株式数は約17%増加することになる。
先日の記事で、2009年の国内企業の公募増資が7兆円に届こうかというニュースをお伝えしたが、今後も国際競争の中で、資産基盤を整えるための増資が増えていくであろう。そのような大型増資に対して株式市場がそれを吸収できるかどうか今後の動向を見守りたい。
また同社は、米モルガン・スタンレーとの日本国内の証券子会社の統合で、2010年5月中をめどに「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」、「モルガン・スタンレーMUFG証券」の2社体制とすると発表した。
「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」では三菱UFJ証券の事業とモルガン・スタンレー証券の投資銀行部門の事業を、「モルガン・スタンレーMUFG証券」ではモルガン・スタンレー証券の株式販売などの事業を継承する。

